こんにちは。ピアノ講師の植原です。
今日は『テクニックがある』とは本当はどういうことなのか,についてお話したいと思います。
よく《すごく速く指が回る》、《高速で間違いなく弾ける》という演奏を聴くと、
凄い!とかテクニックある!とか賞賛の声を上げる方がいらっしゃいます。
確かに普通からすれば、凄いことですよね。
でもそれって、運動音痴の私が、速く走れる人を誰でも凄い!というのと、変わりません!
ましてやピアノは音楽ですから、テクニックもさることながら、
芸術的な面でも人を感動させる音楽性溢れる演奏ができなければ、
本当にテクニックがある人とは言えないのです。
つまり、日本で言うテクニックだけでは、"不完全"と言えるのです。
テクニックとは、速い動きを無駄なく出来るというほかに、
色々な複合的な細かなテクニックを同時に弾き分け、音色も使い分け、
一つの音楽にするその全てがテクニックなのです!
日本で言うテクニックがあるというのは、
ただ早く走れる人と変わりがないように私には思えます。
スポーツでも色々な場面で使い分け、
優れた人と勝負するためには沢山のテクニックがいるでしょう?
ピアノでも同じことが言えるのです。
ただ大きな音ですごい速さで弾けるだけではピアニストとは言えないのです!
ですから、ピアノのレベルも何百、いえ何千、いえ何万通りもり、
聴かれる方の耳のレベルも、同じように無数にあるわけです。
本当のテクニックとは、テクニックに関する【正しい知識】を教わり、
【正しいテクニックの使い方】を教わってのみ得られるものです。
人生100年とはいえ1000年⁉はありませんから、
どうぞ時間を無駄にすることなく、
正しいテクニックを教えてくれる指導者に巡り合ってほしいと思います。
当方では、ショパンはコルトーの流れのレッスンを受け、
ベートーヴェンではケンプやの流れを汲んだレッスンを幸運にも受ける事のできた
植原による【究極のテクニック】をお伝えしています。
私と一緒に東洋と西洋の壁を乗り越えてみませんか?
実際に【究極のテクニック】を知りたいと思われた方は、
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知る前と後とでは、雲泥の差だと感じられること請け合います!
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