皆様、こんにちは。
皆さんは、鍵盤と手の関係を考えた事はありますか?鍵盤に触る、鍵盤を押す、鍵盤の上で5本の指を動かす・・・など色々ありますね。今日は手の形と鍵盤の関係についてお話したいと思います。
私たち人間の手は5本の指がついていますね。指を開いた時、親指から小指まで、真っすぐに同じ方向を向いているでしょうか?扇状になっていませんか?例えば隣り合った音を弾くときは、指を開かなくても弾けますよね?では、アルペッジョ(分三和音)の時はどう弾いていますか?腕を真っすぐにして、一生懸命指を開いて指を動かしてはいませんか?腕で平行に動かすから大丈夫!と思っていませんか?かく言う私も高校生までは完全にこの弾き方で弾いていました。指が鍵盤に触って弾けているから大丈夫と思っていました。その時その弾き方ではショパンは一生弾けないと言われなければ、今でもその弾き方で演奏していたでしょう。
ある意味自己流ですよね。先生には就いていたけれど、間違えずに音を出していれば良しというレッスンを受けていましたから。
話しは戻ります。では扇状に開いた手で、真っすぐに平行に並んでいる鍵盤を弾くにはどうしたら良いと思いますか?皆さんならどうしますか?・・・この一番最初に教わらなければいけない事を、意外に知らずにピアノを演奏しているという方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか?当たり前だからでしょうか?いえ、この関係性とテクニックを知らないからです。
海外でしたら、専門的なレッスンを受けるときには、まずそのことから教えてくれるはずです。バレエの基本と一緒です。
日本の基礎と海外の基礎では、全く視点が違っているという事です。このボタンの掛け違いが、その後の演奏に影響してくるわけです。
HARUKO PIANO STUDIOでは、基礎から高度なテクニックまで、その方に合う方法で、わかりやすく指導しております。
《手と鍵盤の関係》をもっとお知りになりたい方は、どうぞお気軽にお問合せください。何時でもお待ちしております。
コメントをお書きください